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- 2025/04/11お知らせ
- 給湯器のスイッチがつかない時の対処法や原因について
お風呂に入ろうと思った時、給湯器のスイッチが反応しない…。
このような経験はありませんか、給湯器は日常的に使っているため、急にトラブルが起こると困ってしまいます。
こんな時、まず頭に浮かぶのは「故障した?」という不安だと思いますが、必ずしも故障だとは限りません。実は、いくつかの基本的な点を確認するだけで、自力で解決できる場合もあるのです。
この記事では、給湯器のスイッチがつかない時の対処法や原因について詳しく解説していきます。
◯給湯器のスイッチがつかない時の対処法
給湯器がのスイッチが入らないと、日常生活に大きな支障をきたします。このような状況では、いくつかの基本的なポイントを確認することで、問題を解決できる場合があります。以下では、主な確認項目とその対処法をご紹介します。
1. リモコンの電源を確認する
まず最初は、給湯器のリモコンが正しく動いているか確認しましょう。
リモコンの電源がオフになっていたり、節電モードが作動していると、スイッチが反応しないことがあります。リモコンの運転スイッチを押してから電源が入るか試してみてください。また、リモコンの電池が切れている場合や接触不良が起きている可能性も考えられます。新しい電池に交換し、端子部分が汚れていないかも確認しましょう。
2. ロック機能を確認する
給湯器のリモコンには、誤操作を防ぐためのロック機能が備わっている場合があります。このロック機能が有効になっていると、ボタンを押しても操作が受け付けられません。リモコンの画面に鍵マークや「LOC」などの表示が出ている場合、ロックがかかっている可能性があります。解除方法は機種によって異なりますので、取扱説明書を参照するか、メーカーの公式サイトで確認しましょう。
3. 配管内部の凍結を確認する
冬季や寒冷地には、給湯器の配管内部が凍結してスイッチが作動しないことがあります。気温が急激に低下した場合、配管内の水が凍結してしまうためです。凍結が疑われる場合は、自然解凍を待つか、配管部分にタオルを巻いて40℃程度のぬるま湯をゆっくりとかけることで解凍を試みることができます。熱湯を使用すると配管が破損する恐れがあるため、必ずぬるま湯を使用してください。
◯給湯器のスイッチがつかない時の原因とは
給湯器のスイッチが入らない場合、いくつかの原因が考えられます。
以下では、原因として考えられる代表的なものを3つ挙げて説明します。一つずつ確認していくことで問題が解決できるかもしれません。
1. 電源供給に問題がある
給湯器が作動しない理由の一つに、電力供給の問題が挙げられます。
まず、給湯器のリモコンがオフになっていないか確認しましょう。次に、給湯器本体のコンセントが抜けていないか確認し、ブレーカーが落ちていないかも確認しましょう。これらの電源供給部分に問題があると、給湯器のスイッチは作動しません。
2. ガス供給が停止している
ガスの供給が停止していると給湯器は正常に作動しません。
地震の影響や長時間ガスを使用し続けているとガスメーターが異常を検知し、自動的にガスを遮断することがあります。ガスメーターの表示ランプが赤く点滅している場合は、ガスの供給が停止している可能性があります。
3. 内部部品が故障している
リモコンの基盤や配線が故障している場合、スイッチが入らないことがあります。
長年の使用による経年劣化や、配線の断線、端子の腐食などが原因となることが多いです。リモコンのボタンの反応が悪い、液晶表示がおかしいなどの症状が見られる場合、内部部品の故障が考えられます。この場合は専門的な知識が必要となるため、専門業社へ相談することをおすすめします。
◯給湯器スイッチがつかない時の修理時間や費用感について
給湯器のスイッチが入らないというトラブルが発生した際、修理にかかる時間や費用は、故障の内容や部品の状態によって大きく異なります。
まず修理にかかる時間ですが、軽度な故障やリモコンの不具合など、原因が特定しやすい場合であれば、業者が訪問してから2~3時間程度で修理が完了するケースが多くみられます。特殊な部品の交換が必要な場合は取り寄せ対応となり、修理完了までに数日から1週間程度かかることもあります。
費用についても、故障箇所によって幅があります。例えば、リモコンの電源が入らないなどの軽微な修理では、7,000円前後で済むこともありますが、リモコンの交換が必要な場合や電装系に不具合が見られる場合は、1万~4万円ほどかかることもあります。
給湯器の耐用年数はおよそ10~15年とされているため、使用年数が長い場合や複数箇所の修理が必要な場合には、修理よりも交換をおすすめされるケースもあるでしょう。
◯まとめ
今回は、給湯器のスイッチがつかない時の対処法や原因について解説してきました。
給湯器のスイッチがつかない場合、まずはリモコンの電源がオンになっているか確認しましょう。また、ロック機能が作動していないか、配管は凍結していないかも確認してみてください。その他の原因としては「電源供給の問題」「ガス供給の停止」「内部部品の故障」などが考えられます。
修理が必要な場合、軽微な故障であれば2~3時間程度で完了します。部品の取り寄せが必要な場合は、数日~1週間程度かかることがあります。費用感も内容によって異なりますが、通常は7,000円程度です。リモコンの交換や大幅な修理が必要な場合は、1万~4万円ほどかかることもあるでしょう。