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- 2024/06/17お知らせ
- 給湯器を使ってないのに音がするのはなぜ?
給湯器を使ってないのに音がなっている、そんな経験はありませんか?
「変な音がしているけど、故障かな…」
「火が出たり爆発したりしないか怖い…」
機械から突然の異音がすると、使用しても危険は無いのか不安になりますよね。
この記事では、使用していない給湯器から発せられる音の種類とその意味、対処法などをご紹介します。給湯器の異音でお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
◯給湯器を使っていないのに音がするのは故障が原因?
結論から言うと、必ずしも故障しているとは限りません。
給湯器を使っていない時に音がなっても、正常な動作音がなっている場合が多いです。給湯器から発生する音は、いくつかの種類がありそれぞれに意味があります。ここでは、正常な場合の音と異常な場合の音をそれぞれ解説します。
◯[音別]チェック項目
(音の種類とその音が示す意味:各100文字程度)
正常な場合の音
・「ブーン」
これは給湯器のファンモーターが回転している動作音ですので、問題ありません。
給湯器の運転を始めると音が聞こえ、運転停止後もしばらくの間はモーターが回転しているので、音が聞こえます。
・「クックックー」
この音は給湯栓の開閉を行った際に聞こえる音です。
運転停止後、再度使用した時に温度を安定化するため、モーターが作動しています。
・「ウーン」「グワングワン」
お湯張り・追い焚き時に作動する、循環ポンプの音です。
冬場の冷え込みが激しい時に、配管の凍結を防ぐ目的で作動することがあります。
・「ジュッ」「ジュー」
給湯器内部の結露が、蒸発した音です。給湯器内部に結露が発生するのも問題ありません。
異常な場合の音
・「ピーッ」
ファンモーターの不具合が原因であることが多いです。経年劣化や汚れが原因で空気とガスの供給バランスが崩れている可能性があります。
放置すると故障につながるので、早めに修理しましょう。
・「ボンッ」
給湯器が着火する時の音なので、異常と一概には言えませんが、爆発のような大きい音の場合は、不完全燃焼やガス漏れが原因です。大変危険な状態ですので、この音がした場合はすぐに給湯器の使用を中止し、業者に相談してください。
◯給湯器の故障以外で考えられる音
・配管凍結を防ぐ循環ポンプの音
給湯器に備わっている自動の凍結防止機能の動作音だと考えられます。
よく起こるのが冬場の寒い時期で、お風呂の水を自動的に循環したときに「ウーン」という音がなります。
・「ガタガタ」という振動音
給湯器の設置場所が不安定だったり、壁に固定するためのビスが緩くなっている場合に発生しやすい音です。
・ウォーターハンマー現象
蛇口の急速な開閉などで、水が急停止することで衝撃が発生し、水道管をハンマーで叩いたような音がします。給湯器・食洗機・洗濯機の使用で起きやすい現象です。
◯給湯器を使っていないのに音がする時の対処法について
給湯器の排気口辺りに溜まったホコリや異物の混入が原因で排気不良を起こし、音がしている可能性があります。こまめに点検や掃除をしておきましょう。その際、給湯器内部のパーツが破損していないかも確認しておきましょう。
また「カタカタ」といった振動音は、風が給湯器を揺らして発生している音かもしれません。そのような場合は、機械の下に防音材を敷くことで音を抑えられる可能性があります。
◯まとめ
今回は、使用していない給湯器から発せられる音の種類とその意味、対処法などを紹介しました。
給湯器から発生する音が正常な場合の音であれば、危険性はないので心配する必要はありませんが、異常な場合にもかかわらず無理に使用を続けると、大きな事故につながるリスクがあるので、プロの業者に相談して修理してもらいましょう。